鞄の中に、フィルムカメラ

茨城県を中心にフィルムカメラで鉄道や街中の日常を切り取り、嵩張る現像代に反省するブログです。

矜持

毎年毎年ダイヤ改正になるとテレビであの列車が無くなる、この列車がなくなると夕方のニュースで取り上げられることが定番になってきた様に思います。

最も取り上げられる様なレトロな車両も少なくなってきているので、そんなニュースもいずれ消えゆく運命なのかもしれません。

そんな中で今回は「踊り子」に使われている電車が置き換えられるということでニュースでは大騒ぎになっていました。

コロナ騒動も踊り子号には勝てないか笑

そんなニュースを見ていたら、横浜にあるカメスズさんに向かう時に何枚かスナップした事を思い出しました。

 

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横浜駅にて。

SMC PENTAX FA 28-70mm F4 AL

 

東京駅でチラッと見かけた時に、車両と同じくらい運転士さんも貫禄があるなと思っていましたが、運転席から矜持みたいな何かを感じたひとときでした。

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これを撮ったのは3年前。

SMC PENTAX FA 28-70mm F4 AL

 

何気ない日常の風景も数年で一変する事を実感しつつ、今回のブログの更新でした。

接眼レンズに難儀…FUJIPET35

フジペット35をお持ちの方なら、ああ…ってなる題名かなと思います。

そんなフジペット35です。 

当時は子供向けに販売されたカメラですが、子供向けでもかなり高級な部類だったのではないでしょうか。

写りも評判が良いみたいです。

 

このカメラとの出会いは数年前、柏豊四季のハードオフにポンッと置かれていたことが始まりでした。

家族で出かけて、通り道にあったハードオフ

いつもの様に奥にあるカメラコーナーに行くと、見慣れないカメラが袋に入れられて1000円の値札シール。

ナンダコレ?使い方さっぱりわからないぞ?

と、とりあえず物珍しさで即買いしてしまったのでした。

使い方は調べたらすぐにわかりましたが、最初はどこにシャッターがあるんだー??からさっぱりわけがわかりませんでした。

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調べてみたら正面から見て、右側がチャージ、左側がシャッターでした。

 

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ちなみに右上の丸いダイヤルが巻き戻し、左上の丸いダイヤルが巻き上げレバー。

 

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このレバーを右に動かすことでフィルムが巻き上げられ、フィルムカウンターも連動して動きます。

ちなみに巻き上げなくてもシャッターを切ることが出来ます。つまり多重露光が簡単に出来る!

 

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でも私の場合はうっかりミスも沢山発生する↓↓

その辺りの動きは問題なく、試写したら写真も問題なく(腕はともかく笑)

 

最大の問題は接眼レンズが欠けている事でした。

どうやら中古のフジペット特有の問題みたいで、接着面が弱かったのか接眼レンズ欠品の個体は沢山あるみたいでした。

 

いつか接眼レンズを付けてあげたいと中古屋さんやオークションサイトで探すも、手頃な値段のカメラもなく諦めかけていましたがやっと格安ボロボロのジャンクを発見して無事に修理完了となりました。

 

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接眼レンズ復活!

 

ちなみに格安ボロボロジャンクのフジペット35もシャッターには問題なく、子供向けに販売されただけあって重要部の堅牢性の質の高さが伺えました。

 

カメラ自体めちゃくちゃ軽いので、どこか行く時にカバンに入れておきやすいお気に入りのカメラです^^

数年前は接眼レンズがないのに無理やり撮って、石井正則さん主催の駄カメラ公募展にも出展させて頂きました。

これが私の人生初の出展となりました。

今思うと勢いって大切なんだな…と思える思い出です。

東郷マルサン製菓

このお店との出会いは突然で、たまたまつくば市の間瀬という地区を車で走っていた時でした。

突然目に入ってきたのがインパクト大の店看板。

ええ!?今もこのお店やってるの?でもやってたら何売ってるの?

というのが最初の感想。

気になったら即調べるということで、調べたら美味しい草餅をJAの直売所に卸してるみたいで、直売もしてるご様子。

先日、PENTAX Z-1にFUJI ACROS2を詰めたままだったので撮り切る目標も持ちながらお邪魔させて頂きました。

 

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SMC PENTAX-F 35-80mm F4-5.6

これがインパクト大の看板。

一瞬タイムスリップしたのかと思うくらい、インパクトのある看板でした。

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SMC PENTAX-F 35-80mm F4-5.6

激渋を超越して激渋ですが、現役店です。

意を決して店内へ入ると、誰もおらず。

奥を覗くと年季の入った調理場に蒸し器や釜戸が佇んでおり、思わずカメラを向けたかったのですが我慢。お店の人にお声がけもしてないですし。

…結局売り切れ笑!

午前中には売れてしまうそうです。

 

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で、結局昨日直売所で買いました。

もちの滑らかさが秀逸で、甘すぎなくて美味でした。

次は横に置いてあったきな粉と黒蜜もつけて食べてみたいなと思います。

壁画

亀戸のガード下と言えばこの壁画。

ちょうどOLYMPUS PEN Sのファインダーに収まる所でシャッターを切りました。

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通行人と一緒に。

 

コロナが流行る前は足が痛くなるくらい町中をスナップしていましたが、緊急事態宣言2週間延長?

早く堂々と町中を歩ける日が来てほしいなと思う、今回の更新でした。

続・袋田へ氷爆を(PENTAX Ꮓ-1)

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SMC PENTAX FA 28-70 F4 AL

前回はエルニカFで撮った袋田の滝をご紹介致しましたが、この日はアクロスⅡを詰めたᏃ-1もカバンに入れていました。

私が上手いかどうかはともかく、氷爆ってモノクロで撮ったらやたら芸術っぽくなるのかなー?くらいの軽い気持ちでした笑

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SMC PENTAX FA 28-70 F4 AL

完全凍結ではなかったので、少しだけ水が注ぎ込んでいます。

情けない事に私に語彙力が無いので上手いこと言えないですが、モノクロだと余計に不思議な空間です。

 

この数日後にさらに強い寒波が来て氷爆をクライミングする方々もいらしたみたいですが、緊急事態宣言にも関わらず見物人も増えたみたいで。(知り合いの大子の人も少し引いてました…)

まだ宣言が出ていない平日でしたが、この日に行って正解でした。

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SMC PENTAX FA 28-70 F4 AL

今度は完全凍結したら見に来よう!

 

 

祠(RICOH エルニカF)

龍ヶ崎市へ車を走らせていて気になっていた祠。

やっぱり写真が好きだと上手いヘタ関係なく、目はカメラアイになってしまいます。

割とこの界隈はだだっ広く何もないのが魅力みたいな所があるのですが、探せば何かしらスポットはあるわけで。

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祠の向こうは関鉄の竜ヶ崎線

 

右に行けば住宅街、左に行けばだだっ広い田んぼです。

何か上手いこと文章に起こそうと思いましたが、何も思いつかないくらいに何もないこの界隈です笑

 

使用フィルム:Kodak Colorplus200

夕景(RICOH エルニカF)

テイクアウトのおつかいを頼まれたので、ショルダーバッグにエルニカFを詰めて取りに行きました。

出来上がりまではもう少し時間がかかるので、この時期になると夕焼けが綺麗な場所へ。

 

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ちょうど沈む夕日に行き交う人たちがシルエットになって、何だかいいなと思ってる場所でした。

 

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でもこの状況なので人はまばら。

これもまた社会情勢を表現してるのかどうなのか。

 

このまま真っ直ぐ歩くと富士山のシルエットが綺麗な場所です。

 

使用フィルム:フジ エクストラ400