草野球の自主練をするのに最適な広場があります。
そこは車じゃないと行けない場所なのですが、そこで練習するといつも目に入るのが今回ご紹介する某居酒屋です。
夏場は入り口からもうもうと出る煙と炭火が気になって仕方ない、どんな焼き鳥が出るんだろうと下戸なのに入りたくてしょうがないお店でした。
飲めないのに酒場放浪記気分です。
で、会社の後輩にハンドルキーパーするから一緒に行かない?と誘うことに成功して、年末にお邪魔させて頂きました。
開店時間ぴったりに入店。
先に結論から申し上げますと、やきとりイコール豚のモツ焼で、それが最高に美味しかった。
個人的にシロモツがマストでした。
RICOH FF-1 (FUJI EX400)
冬季限定のおでん。
コンビニおでんの具の1.5~2倍くらい大きい。大根は3倍くらいでかいんじゃないのか(笑)?
もつ焼きは「火を起こすから待ってて」という事で、店主のおばあちゃんとのんびり会話しながら乾杯。ちなみに私はコーラです。
初来店なのに優しくして頂き感謝です。
「こういうお店は少なくなったから、意外と若い人も飲みに来るのよー。」と。
そりゃあれだけ入り口から煙出してたら誰だって気になりますよ笑
RICOH FF-1 (FUJI EX400)
ピントがズレたので雰囲気だけでも。
ちなみに創業は寛永元年だそうです。
後輩が「タイタニックが沈没するより前にお店あったんですか!」って。
凄い例えというか、それがすぐ頭に出てくるって凄いな笑
そんな後輩君はオススメされたシソサワーを飲みすぎてフラフラ。相当飲みやすいらしい。
過去には15杯飲んだ猛者もいたみたいで…
この後ご常連さんが何名か来店。
「こうやってみんな来てくれるんだから辞めちゃだめだよ!」と。
そういうご常連さんの1人は、絵に描いた様な昭和のスターみたいなお顔立ちで、店ごとタイムスリップしたのかと思うくらい笑
ちなみにこの日が2021年最後の営業でした。
帰りに後輩君「ここは居心地良すぎて、あまり人に教えたくないお店ですね。」
せっかく付き合ってくれた後輩君の希望を尊重する事にしましょうか。
周りは殆ど閉めてしまったお店ばかりなのに、ここだけは寛永元年から歴史が繋がっている理由が分かった様な、そんな雰囲気がありました。